最近の企業の福利厚生はしっかりしている所が多いですから、近親者のお葬式などの葬儀に際し、休暇も一週間位とれる所が多いです。うら若い時の自分の祖父母など、三等親であれば、まだしも、自分の年齢が上がって来ると、当然ながら今度は、自分の親にお迎えが来る番になってしまいます。
悲しいけれど、それが自然の流れなのでどうしようもありません。喪主などになれば、葬儀の後も、支払だったり、そのあとアッと言う間に訪れる初七日や四十九日に関する打ち合わせと、お葬式の後の2、3日の間も結構陰ながら、色々と翻弄されて忙しい数日が過ぎて行きます。
せっかく休暇を頂いているのですから、その間にちゃっちゃと出来る事は済ませて、キレイに次の計画を立ててしまってから、出勤を行った方が、次をどうしようかって心にモヤモヤが残らず、綺麗に片付いて次へとシフト出来るから良いです。
まだまだ20代辺りで祖父母を亡くしてしまった場合、一週間近くあるお休みは、ちょっと長くて、贅沢な休暇だと感じる人も多いでしょうが、これが実際、自分の親の葬儀や、ましてや自分が喪主になった場合であれば、決して短いお休みではない筈です。
でも、自営業など、例えば芸能人などもそうですが、親の死に目に会えない職業の人も実際には沢山いらっしゃいますから、企業勤めでお休みをいただいて、お葬式や法事の手配や支払などを余裕を持って行いながら、取り仕切る事が出来ると、お金の出入りの管理などにも繋がり、有難い事です。